お蕎麦の黒田園 と 草津宿本陣
3連休の初日、「どうしようかあ?」と話しながら、とりあえずお蕎麦を食べに信楽へ。
行ったのは307号に面した「黒田園」さん。
移築した古い民家の店内は広くていくつもの部屋があり、天井は高く、とても雰囲気があります。
手打ちのお蕎麦は歯応えも良く、香りもGood。
葛湯か?と思うほどドロドロと濃く香り深い蕎麦湯も特徴的です。
ざる蕎麦の大盛りでお腹いっぱいになり、眠くなる目をこすりながら草津へ。
以前から行こうと思っていたユーズドカーのお店へ行った後、たまた見つけた道路標識を辿って「草津宿本陣」へ立ち寄ることにしました。
草津には買い物などでたまに来ますが、ここは全く初めて。
ご存知のように本陣は大名や公家、幕府の役人など偉い人用の宿舎で、同行の警護の武士なども泊まるので、どこも千坪以上の敷地と大きいそうですが、ここも1300坪とかなりの広さで、現存する本陣の中では最大級だそうです。
全面的に修復工事がされていて、きれいな建物に生まれ変わっていますが、内部は、当時の面影を偲ばせるためか過度な内部の照明器具はなく、風情のある佇まいです。
偉い人が泊まる上段の間。
湯殿
上段の間と湯殿をつなぐ渡り廊下
上段雪隠
台所土間
「草津宿本陣」から草津宿の町並みを歩いて3分ほどのところには「草津宿街道交流館」という資料館があり、江戸時代の草津宿のジオラマや様々な街道の旅や宿場町に関する展示があります。
当時の旅装束に扮しての記念撮影のコーナーもあります(無料)。
こんなに近場に、こんなに素敵な観光スポットがあるなんて全然知らず、行き当たりばったりでしたが、穴場を見つけて儲けた気がしました。(草津市民の皆さんにはご衆知なのでしょうが)
もし、行ってみようと思われるなら、先に資料館で概要を知っておくことをお薦めします。
by ryokucha986 | 2007-02-10 23:32 | 京都滋賀のお店や話題