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トランスメディア提供アイコン01 水中撮影機材

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多数のお客様(約2名)にご注文いただき、今日のメニューは水中カメラです。
地上用はフィルム1眼レフなのですが、水中ではデジカメ遍歴を辿っています。

◆1代目襲名(上の写真):OLMPUS CAMEDIA C-3030




◆2代目襲名:SONY DSC P-10
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◆3代目襲名:Sea & Sea GX-5000G
 (中身はRICHO Caplio GXのOEM製品)
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水中ハウジング(*)に入ってるってだけで、どれもいたって普通のデジカメです。
特別な器材でなくて申し訳ありません。
(*防水プロテクタなどメーカーによって呼び方は色々です)

1代目は老朽化?の故障、2代目は猫が落として故障、と共に現役を引退しており、
現3代目は28mm~85mm(*)の光学3倍ZOOMと、
ふっちゃん様ご指摘の通り、やや広角なのが特徴です。(*35mmフィルムカメラに換算して)

3代目襲名にあたっての選考基準は、次のようになものでした。
★ハウジングを含め小型であること
描写力を考えると1眼レフ等のレンズ口径やCCDの大きなものがベターですが、
“撮るために潜る”より“潜るついでに撮る”との考えから
水中での携帯性に便利な小型さを重視しています。
小さいと岩穴など狭い場所での機動性でも有利です。

★なるべくCCDが大きいこと
とはいえ、水中は陸上よりやっぱり暗いので、
同じコンパクトさのカメラならCCDは少しでも大きい方(*)がベターです。
画素数にはこだわりませんが。(*1/2.5より1/1.8が良いとか)

★軽量であること
Diving器材一式だけで20kg近いので、
搭乗の際に重量オーバーの超過料金を取られないためにも軽さも大事です。

★できればメーカー純正の水中ハウジングがあること
カメラメーカー発売の水中ハウジングは、大量生産を背景にした“安さ”がメリット。
ハウジング専門メーカー製では、十数万円から百万円級まであります(ひょえ~)。
が、フィルムカメラと違ってデジカメは数年の寿命(*)と考えてますので、安い方が勝ち。
(*保障期間が切れてからの修理となると新規に買うより割高感が強い)

★合焦速度が速く、レリーズタイムラグが少ないこと
水中生物は動きの早いのが多いので、焦点が早く合い、
かつ瞬時にシャッターが切れるこも大事です。
C-3030の頃は「尻尾だけ写ってる」ってのが結構ありました。

★できるだけ広角であること
ジンベイやマンタなどの大モノ系に接近遭遇したり、
バラクーダやギンガメアジなどの大群の真っ只中に取り巻かれたり、
珊瑚や岩などの美しい水中風景に出会ったり。とワイドが活躍する場面が結構多いです。

★マクロに強いこと
ウミウシやエビ、カニ(皆さんが食べるのほど大きくない)等々、
体長1cm前後の被写体も好きなので、マクロ機能の搭載と最短撮影距離も大事です。
その他、液晶の大きさや映像エンジンなど陸上で撮影するのと共通する選択基準は省略します
(っか、難しくてわかりません)

さてさて皆様、その気になってくれました? Let’s enjoy your diving life!!
そして1名様、カムバックされてはいかがでしょう?

by ryokucha986 | 2006-02-11 21:05 | 潮◆Diving ダイビング

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